発達障害について思う事
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昨日、お客様から相談をいただきました。
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昨日、お客様から相談をいただきました。
先日セッションでわたしが発達障害ADHDであるという話をして、
自分もそうかもしれないと気にかけていらっしゃいました。
で。
人間関係がうまくいかなかったり、
仕事がうまくいかないのは発達障害だからだろうか?
診断してもらった方がいいのか?
何の仕事なら向いているのか?
というご相談でした。
ちょっと、話が前後しますが、
わたしが何故、発達障害の診断をしたのか?ということをお話しますね。
わたしは、子どもの頃から時間管理が出来ませんでした。
何をやらせてものろくて、
保育園の先生がお誕生日カードに、
「みえちゃんはのろまをなおしましょう」と書かれて、
今もわたしのアルバムにそのお誕生日カードが残っています。
小学校、中学校は毎日遅刻。
母子家庭で、母は6:30には家を出ていたので、
自分で起きてご飯を食べてカギを掛けて学校に行きます。
でも。
テレビを見ながらご飯を食べて、
テレビが終わるまで動けなくなる(^^;
時間が守れない。
宿題は家に帰ると忘れてしまうので、やらない。
でも、知能が低いわけではなくてむしろ成績は良かった(^^;
すごい微妙な状態…
良く人に言われたものです。
勉強は出来ても、普通のことがちゃんとできないのは人としてどうかと思うって…。
良く人に言われたものです。
勉強は出来ても、普通のことがちゃんとできないのは人としてどうかと思うって…。
そんな毎日でしたから、
自分は人間として最低で怠惰な人間だと、
自己評価がとても低かったです。
それでも、社会に出たら、
いつもぎりぎりではありましたが遅刻はあまりしなくなり、
仕事で困ることはありませんでした。
むしろ、出産で家庭に入り、
面白みを感じられない家事をしなくてはならないことへの苦痛がわたしを苦しめました。
自分の面倒も怪しいのに、子どもの面倒をみなくてはならないのもさらに苦痛でした。
しかし、子どもも成長し、
勇気づけや感情の処理の仕方を学び、
社会復帰をしていろいろな経験値を積んで、
生活に支障を感じなくなった時に、
「発達障害」を知りました。
とくにADHDの記述を見ると自分に当てはまる事ばかり。
わたしは、発達障害なんだろうか?と思うようになり、
はっきりさせたくなりました。
それは、「だらしがない性分」と今まで言われてきたことが、
人間性ではなくて障害だったら、
自分のせいではなかったんじゃないか?と思ったからでした。
それと、不登校を経験した娘はADHDの、
幼児の頃から宇宙人のように理解できない言動をしていた次男は
アスペルガーの傾向があるのではないのか?
と思ってそれも確かめたかったのです。
今の日本の法律では、発達障害は子どもにだけ認められている障害です。
大人の発達障害は診断は出来ても、治療は出来ません。
でも、わたしははっきりさせたかっただけで、治療は求めていませんでした。
ネットで調べて県内の焼津の心療内科に三か月待ちで予約を取りました。
予約日は2011年3月11日。
あの震災の日でした。
病院で先生が幼少期からの聞き取りをして、
「ADHDスペクトラム」と言われました。
スペクトラムとは、厳格な環境では異常に見え、
緩い環境では正常に見えるADHDの中でも軽度なもの。
その診断結果に納得しましたが、
先生に子どもたちの事を相談しました。
ADHDである自分が親として、娘や次男に何が出来るんだろうか?と。
すると先生は、
「あなたはADHDであっても、仕事を辞めさせられるわけでもなく、
結婚し、子育ても問題なくしてきたのだから素晴らしいことです。
最近大人の発達障害の診断に来る人は激増していて、
診断書を希望する人もいます。
辛いことがあった時には診断書を見て、
『私のせいじゃない。私のせいじゃない』と泣くそうです。
あなたが社会で困らずにやってきた体験をお子さんに伝えることが、
お子さんの希望になると思いますよ」
と言われました。
その診断が一通り終わった瞬間に地震が起き、
わたしは焼津から沼津に帰れなくなりました。
いろんな意味でわたしには忘れられない日になったのです。
診断を受けた後にわたしの心の中で思いもかけないことが起きました。
やっぱり自分の人間性のせいではなかったという安堵感と、
自分は普通じゃないんだという孤独感。
思いもかけない孤独感、異端な気持ちにそれから数週間悩まされました。
でも。
気づいたのです。
ADHDは、普通のことに苦痛があったり、時間が掛かったり、
忘れたりすることが多いけれど、出来ないわけじゃない。
発達障害は、学習によって平均に近づく可能性があるのです。
普通の事を普通に教えられても、理解が難しいけれど、
一度飲み込んで自分だけのルールを作れば、
やり方は違っても普通の人と同じ結果を出すことは出来ます。
そして、開拓者気質の脳であるので、
普通の人が諦めることも、
「どうしたら出来るか?」と全く新しいことを考える発想力には優れています。
昨日、ご相談を頂いた方には、
ADHDは、苦痛を感じたり、時間が掛かったりすることが多いけれど、
「出来ない」わけではないので、
障害ではないか?人より劣っているんじゃないかと
思考が止まって前に進めなくなる必要はないんじゃないか?
ということをお伝えしました。
出来ないことではなくて、
出来ていること、得意な事に目を向けたらどうでしょうか?と。
出来てることに目を向けるというのは、
ご相談をいただいた時に普通に多くの方に伝えている言葉です。
何かができない理由を探せば、できなくなります。
でも、出来る理由を探せば出来るのです。
最近親しくしていただいている、
発達障害の親の会の会長をしている方が
過去に書いたブログを教えてくれました。
発達障害(高機能自閉症)の息子さんの療育の記録です。
そして、いま彼女が書いているブログ
では、一般の人にも発達障害とはなんなのかを、
SFチックな構成を使いながらわかりやすく書いています。
SFチックな構成を使いながらわかりやすく書いています。
人にはとても広い意味でさまざまな個性があります。
さまざまな個性が優劣や、善悪のジャッジを受けることなく
共存できる社会がきたらいいなぁと思います。
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