40代のセラピストがすでにある才能を開花するためのスター誕生プロジェクト

元パソコンインストラクターで44歳からセラピストとして活動。持ち前のパソコンスキルでブログ・メルマガで集客を始め徐々に同業のセラピストさんたちから「ブログでの集客方法を教えて」「メルマガの作り方を教えて」と言われるようになり、セラピストさんのメディア集客指導をしてきました。

不登校だった子どもとの時間12

◎ボイジャータロットについては
「365日のボイジャータロットメッセージ」をご覧くださいm(__)m

◎何故、「不登校だった子どもとの時間」を書いているか?
と思った方はこちらをご覧ください(^^)

  

2006年1月7日


昨日は子ども三人のうち、真ん中長男(中一)の誕生日。
彼のリクエストメニューはすき焼き。
何故すき焼きかというと、
お父さんが胃を悪くしていて揚げ物を食べられないから
彼なりに「みんなで食べれるもの」という発想らしい。

そして、昨日も私は体調が微妙で、
午後寝たり起きたりしながら、買い物に出たのが遅く、帰ってきて7時を過ぎていた。
ごぼうのアクとり、白滝もゆでなきゃ、かったるさをこらえて下ごしらえ。
見かねた長男がカセットコンロをだし、鍋をセットし、
肉、調味料を整え牛脂で肉を炒め「砂糖としょうゆ、どっちが先だっけ?」といいながらも、
すき焼きを作ってくれていた。
彼は料理が好きでいつも、いつの間にか横にいて私より手際よく料理を手伝ってくれる。

一段落して、8時前。
もう長男の手ですき焼きが出来つつあった。
夕方、友だちから電話があって、知り合いのOさんに役員の打診を私から電話して欲しい言われていた。
私は電話を掛けるのが苦手。
苦手だからうっかりすると忘れて日だけ過ぎてしまう・・・。
私は受話機を取った。

しばらくして、電話中に長男が「すき焼きできてるよ」と言いに来た。
私は「判ってるよ」といって話し続けた。
頭の中には「このままじゃ私は今食べれないけど、ケーキを一緒に食べるからいいよな」と思った。

途中もう一度長男が来て「お母さん、今日は誰の誕生日なの?」といった。
次に長女(高一)が私の前に怖い顔をして立った。
「お母さん判ってるって、何が判ってるの?」と。
電話を切ってテーブルにいくと長男の姿がなかった。
良く見ると、こたつの布団に頭を埋めて泣いている。

その時に初めて、長男が家族で誕生日を祝ってくれる事をとても楽しみにしていた事が判った。
でも、こうなると取り返しがつかない。
長男は二階に上がってしまった。
いつもなら、部屋に行って謝るところだけれど、私は後悔が一杯になりすぎていく気になれなかった。
というか、資格がない、母親失格だと思った。

テーブルを片付け、私も一人寝室にこもった。
久々に襲う死にたい程の後悔。
私は感情の起伏が激しすぎて、こうなると極端な発想しか出来なくなる。
それでもまだ救いなのは、その心癖を最近は自分で良くわかってきた事。

間違いは誰も起こす。
でも、その後どうするか、というのが大事だと最近は考える。
以前は、自分を自虐的に追い込むだけで、周りの人の気持ちを考えて修復することが出来なかった。

私は、とにかく謝って、自分の間違いを言い訳せずに伝えようと思った。
私は言い訳が多い。
「ごめんね。でも、お母さんも大変だったの。」と、言うような流れが常だった。
「でも」はいらない。
「でも」は言わないようにしよう、と。

結局、子ども部屋に行き、子どもに謝った。
長男は、「いいよ。ただ、電話はいつでも出来るじゃん。誕生日くらい・・・」
私は、大きな身体の長男を抱えながらひたすら謝った。

その後、気持ちが持ち直した長男は、
「今日はもう要らない」といっていたケーキをお父さんが帰ってくるのを待って食べるという。
お父さんが帰ってくるのは夜11時近い。
それでも、子ども達三人は待っているという。
主人にメールして「ケーキはお父さんと五人で食べるといっている」と伝えると、駅の到着時間を返信してきた。
「もう遅いから寝ていろ」ではなくて到着時間を伝えてくる主人に、
子ども達への気遣いを感じた。

結局、家族の中で、家族への思いやりが足りないのは私だけなんだなぁと思った。

待ってる時間は四人で人生ゲームをして過ごした。
そして、お父さんを迎えて、11時に五人でケーキを食べ、一日が終わった。

  

いや~、これは母親としての三大悪事くらいのレベルだったなぁ。

本部役員が決まらなくて、2~3時間くらい「お願い」と「説得」と「一緒に頑張ろう」を言い続けて
最終的に受けてもらった、けど、子どもの誕生日だってば…。
役員を決めるなくてはいけない期日が迫っていたとはいえ、
これはホントにひどかった。

と言うか、いつもわたしは外向きな責任感の方だけ強すぎた期間が長かった。

今は、わたしに日々小言をいう、台所現場監督の長男が、
子どもらしく泣いてるのを見た最後がこの日かな。
これ以降は泣くようなことはないし、高校生になったらすっかり青年になってしまったから。


ホントに我が家の子たちはどの子も優しくて家族思いなんだよなぁ。

40代のセラピストがすでにある才能を開花するためのスター誕生プロジェクト

元パソコンインストラクターで44歳からセラピストとして活動。持ち前のパソコンスキルでブログ・メルマガで集客を始め徐々に同業のセラピストさんたちから「ブログでの集客方法を教えて」「メルマガの作り方を教えて」と言われるようになり、セラピストさんのメディア集客指導をしてきました。

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